秋田で華々しく開催された国民文化祭、オープニングフェスティバル。なまはげたちの太鼓の響きと共に、番楽の激しい動きと共に、まるで風のように舞った。しなやかな肉体とダイナミックな動きで物語を導く、「山の女神」だ。 コンテンポラリーダンスとは1980年代初頭のフランスで起こった舞踊で、クラシックバレエやジャズダンス、フラメンコといった既成のジャンルに属さないダンスのこと。その定義は曖昧で、コンテンポラリーダンスとは何なのかと問われてどう答えるかが悩みの種だ。 |
(2014.12 vol109 掲載) |
プロフィール/コンテンポラリーダンサー 池田美佳(いけだ・みか) 1984年大仙市生まれ。7歳より吉沢蔦バレエ研究所(大仙市)に入所、モダンダンスに出会う。中学1・2年で出場した全国コンクールで2連覇。その後、シニアでも優勝。2005年文化庁新進芸術家国内研修員選出。09年自身の振付けによるソロ「snow wall-狭められてゆく色彩」にて新人賞受賞。10年新国立劇場芸術監督David Bintley氏により期待の新鋭アーティストに選出され、ソロ作品を発表。11年秋田県芸術選奨。多彩な振付家のもと国内外の数々の舞台で主要キャストを務めるほかPVやCM出演、イメージモデルなどさまざまなシーンに活動の場を広げている。明治大学文学部演劇学卒。東京都在住 みかりんぐ http://yaplog.jp/mika5972/ |